事務所移転のお知らせ 3月2日更新

このページは事務所の移転完了まで、逐次更新してまいります。

20164

幸重社会福祉士事務所 から こどもソーシャルワークセンター

はじめに

2012年4月に京都市山科区の四宮に独立型社会福祉士事務所を設立し、設立から2年はNPO法人山科醍醐こどものひろばと連携しながら夜の居場所活動(トワイライトステイやナイトステイ)を行ってきました。また子どもの貧困に関する研修や教材などを開発し担い手を増やすための取り組みも事務所で行ってきました。

後半2年は、山科で育むことが出来たこの活動や実践を隣の滋賀県大津市で広めていくことがメインとなっていきました。大津市社会福祉協議会との子どもの貧困対策事業づくり(トワイライトステイ)、滋賀の縁創造実践センターとの福祉施設を活用した居場所づくり(フリースペース)や子ども食堂づくり、また子どもへの支援から若者支援となる中間就労支援もはじまりました。そして一地域の取り組みに留まらず全国各地で子どもの貧困に関わる居場所づくりへや国や行政の制度づくりに関わるようになる中で、2016年春に独立型社会福祉士として次のステージに移ることを決意しました。

1.拠点を大津京に移転


現在、直接活動の中心が大津になっていること、現在事務所のある山科区にはNPO法人山科醍醐こどものひろば、山科青少年活動センターなどすでに地域で子ども若者へのソーシャルワーク実践を行っている団体が存在しているため、より多くの子どもを支えるために拠点を大津へ移します。また大津をはじめ滋賀県では民間や地域団体による子どもの居場所づくりが急激に進んでいますが、それを支える専門機関が圧倒的に不足しているためその役割を担っていきます。

2.個人事業所からNPO法人へ


2010年に山科醍醐こどものひろばに生活支援センターを設立してから6年間、子どもの貧困に代表されるしんどさを抱えた子どもの居場所づくりを行ってきました。関わってきた子どもの家庭の多くが複合的な課題を抱えていることがあり、子どもへの支援だけでなく家庭との連携、福祉・学校などの専門機関との連携も必要となりました。また活動に行政や民間の補助金や委託を受けるためには今の個人事業所形態よりNPO法人となり法人格を取得することが望ましいと判断しました。

3.全国に「こどもソーシャルワークセンター」を


今の日本の子ども家庭福祉は「児童相談所」「家庭児童相談室」が中心ですが、どちらも虐待ケースの対応に追われています。また行政の相談機関はエリア担当制をひいていますがかなり広域を一人のワーカーが担当しています。一方で子どもや家庭にとっての生活エリアは中学校区が基本で、地域のネットワークもその規模感で作られるべきと考えています。高齢者福祉の「地域包括支援センター」障がい者福祉の「相談支援事業所」と同じように子ども家庭福祉も「こどもソーシャルワークセンター」を作る必要を感じモデル的に大津に立ち上げることにしました。

4.社会的養護の地域での支援(アフターサポート)


山科での活動では必要性を感じながら手をつけられなかった施設を退所してからの若者の自立(生活・就労)支援、また家族再統合で施設から地域に戻った子どもたちの家庭支援を新たな拠点では行っていきます。従来の社会福祉だけの取り組みではなく地域の中小企業を巻き込んでの就労や生活支援のモデル事業をすすめ、実践を通したソーシャルアクションを重ねていきます。

サイト内検索

サブメニュー

トップページ

最新の研修・講演
専門家・講師 派遣
教材の販売

相談事業・同行支援

ぼちぼちルーム
子育てレスパイトケア
夜の居場所・フリースペース

メディア

ネットワーク
委託事業
社会福祉士養成支援
トワイライトステイ報告

最新イベント情報

よくあるご質問

お問い合わせ ご依頼

スタッフ紹介